絵本評〜「わたしのげぼく」作:上野そら / 絵:くまくら珠美
このふてぶてしい表情の猫が表紙の絵本を嫁さんが買ってきた。
本屋で3度立ち読みをして、これは我が家にあるべきだと買ってきた。
帯には「感涙推薦」とある。
猫が出てきて感涙ときたら「100万回生きたねこ」が真っ先に思い浮かぶ。
どうせ猫が死んでしまう話だろうと、読むのを躊躇した。
しばらくテーブルの上の置かれていたこの絵本。
表紙の目つきの悪い猫が睨んでくるので読んで見た。
話は猫の一人称ですすむ。
なんて高飛車な猫だ。
飼い主を「げぼく」と呼び、上から目線でつぶやく。
そして、最後は、やっぱりである。
猫好きには、この本は、つらい。
つらいが、アンハッピーというわけではない。
あぁ・・
絵本を読み終わって、我が家の猫ミンちゃんに抱きついた。
やまきゅうMEMO
ミンちゃんは、私のことを「げぼく」だなんて思っていないはず!
だけど抱きついた時に、非常に冷めた目で明後日の方をジッと見ていた。
ミンちゃん、ツンデレやなぁ。
▲こんな感じの目でした
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やまきゅう
宮崎在住。
フリーで映像制作の仕事をしているが、50歳を過ぎてなお自分探しをしている人生方向音痴オヤジ。
人生の後半戦を突き進むオヤジが、何を愛し、考え、体験したのか、このブログに記録(log)していきます。
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