コロナ禍で感じたよかったこと
2020年世界で猛威を振るった新型コロナウィルス。
これを書いているのは5月なので、まだ猛威を振るっている最中なのだが、運よく日本(というか東アジア)では死者が少なくインフルエンザ並みの脅威と考えて良さそうです。
といっても行き過ぎた自粛の影響で、仕事の依頼がピタッとなくなってしまいました。
バブル崩壊やリーマンショック、東日本大震災や(宮崎限定ですが)口蹄疫の時も多少影響がありましたが、私のように末端で細々と仕事をしているところには、ジワジワと染み込んでくるような影響でした。
今回のコロナでは3月の途中からピタッとなくなったのでビックリなのですが、世界的にも不況になりそうなので、このあと追い討ちをかけるようにジワジワと影響が長引くかもと考えると憂鬱になります。
まぁ悪いことばかりを考えても気が滅入るので、コロナ禍によって「よかった」と思える出来事をいくつか列挙してみようと思う。
1:「日本人はそんなに変わっていなかった」と認識できた
3月頃トイレットペーパーが店頭から消えた。マスクの材料と同じなので無くなるというデマからそうなったようなのだが、まさかオイルショック時代と同じことが繰り返されるとは思わなかった。
そして自粛警察という言葉が出てきたが、変な同調圧力も相変わらずあるんだなぁと。
自分は地方の田舎に住んでいるので、周りにある程度同調圧力を感じることがあるが、どうも日本各地で状況は変わらないらしい。
義務教育で習った程度の学力と理解力があれば、感染防止の目的に対してどのような対策をしたらいいのか分かりそうなものだが、自粛という手段が目的になってしまった人が多すぎる。
最近まで、第二次世界大戦に突入していった当時の日本人は馬鹿だなぁ、やっぱり教育は重要なんだなと思っていた。
でも今は当時の空気を、雰囲気を想像できる。
基本的に日本人は変わっていない。
自戒の念を込めていうが、人は見たいものしか見ず、信じたいことを信じる。
これは人間の本質なのかもしれないが、日本はそれを他人に強要するからたちが悪い。
(もちろん日本人に限らないだろうけど)
今はインターネットがあり昔より多くの情報、多様な意見を知ることができるので少しはマシか・・・
2:テレビが変だと再確認できた
我が家は地上波が入らないので、基本テレビ番組は見ていない。病院の待合室や取引先の事務所、後日TVerで見る程度だ。
WEBを見ているとコロナに関してTVの報道(特にワイドショー)は酷かったようだ。
私も4月に何回か見る機会があったが、確かに酷い。
酷すぎる。
不安しか煽っていない。
自粛して1日家でTVばかり見ていると、鬱になりかねないと本気で思う。
関係する業界の端っこにいる身として、良心的な方が少なからずいるのを知っているのでなんとかして欲しい。
3:旅行先候補を減らすことができた
私はアウトドア派じゃないので、そんなに外に出ていかない。
旅行も嫌いじゃないが積極的に行こうとも思わない。
それでもなんとなく、いつかは日本各地を巡ってみたいし、郷土料理を食べてみたいと思っている。
でも県外の人を招かれざる客とする北海道、神奈川、岡山、徳島、鳥取は遠慮しておこうかな。
(北海道のラーメンは食べたいが…)
4:マスクが華やかになった
コロナ以前より、日本人はマスクをする人が多かった。
でもマスクは白がほとんどで、もっとデザイン的に色々出てきてもいいのにと感じていた。
以前ちょっと調べたら衛生的な機能面から難しいということだった。(本当にそうかはわからない)
ところが今回マスク不足もあり、あまり見かけなかったグレーや黒だけでなく、綺麗な生地を利用した手作りマスクも増え一気に華やかになった。
個人的にお気に入りのデザインは、WEBで見かけた「羊たちの沈黙」バージョン❤️
まぁ他にも自分の生活や仕事に対しての気づきなどもあるんだけど、そこんとこはまだまとまっていないので、おいおい形にしていければと思う。
早くコロナ後の世界になりますように。
やまきゅう
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