商品レビュー 〜 BOSEのスピーカー「SoundLink Micro speaker」

我が家にはきちんとしたスピーカーがない。
いや、正確に言うとあるのだが、アンプがないので聞くことができない。
音楽は、macかiPadかiPhoneのからのスピーカーで聴いていた。
久しぶりにスピーカーを購入したのでご紹介。

 

昔はコツコツと単品コンポを買っていい音で音楽を聴いたり、映画を観たいと夢をもっていた。
しかし途中で気がついた。
究極の音を手に入れようとすると、部屋(家)や音源に行き着くと。

 

まぁ、部屋は金持ちになればなんとかなる。
しかし、気に入った音楽の録音の方法までは手を出せないし、現実的でない。

 

そしてもう一つ。
昔、東京のある老舗スタジオに勤めていたことがある。
私は「音」の部署ではなかったのだが、コマーシャルや映画の音を録音したりMIXしたりするスタジオだった。
そこのエンジニアは、スタジオのスピーカーを「正確」な音を出すために、部品などを取り寄せて自分達で組んでいた。
自分には、音を聞き分ける耳を持っていないのを痛感した。

 

 

ある日、レンタル屋でこんな経験をした。
ビデオだかCDだかを選んでいると、棚向こうのカウンターあたりで誰かがアカペラで歌を歌い始めた。

 

いい歌声だが、こんなところで誰が歌っているのだろうと、カウンターの方を見ようと移動したら音が変わった。
カウンターには歌っている人はいない。

 

歌声は店のスピーカーから流れていたのだ。
ちょうど立っていた場所が、音の定位する場所だったのだろう。
それからウロウロ歩き回って、音の変化を確かめたが、最初の場所だと生々しい歌声に聞こえる。

 

その店のスピーカーはBOSEの「101」だった。

 

そこ頃、私はアンプ、CDプレーヤー、カセットプレーヤーと各10万円くらいの単品コンポを使っていた。
コンポは同じ位の値段で揃えた方がバランスが良いと何かの記事で読んだのでスピーカーもお金と部屋の都合がつけばそれ位のものが欲しかったのだが、当時は Harman Kardon の安いモノを使っていた。
そこにBOSEの「101」を購入。

 

その後、もうちょっと値段の高い、サイズも大きい中古のスピーカーをもらったりもしたが、小さくて安いBOSEの音の方がいい。

 

 

「いい音」と自分もよく言ってしまうが、これはすごく曖昧な言い方で、本来は「正確な音」か「好きな音」と言うべきだろう。
自分がよく口にする「いい音」とは「好きな音」のことです。念のため。

 

 

それからboseが好きになり、「AM–5II」を購入し、しばらく使っていた。

 

boseのスピーカーは、よく言われるように「低音」に特徴があり、元気のある音を出してくれる。
私がよく聴く音楽をBOSEは気持ちよく聞かせてくれる。

 

しかし、結婚し子どもができ生活が変わると音楽をじっくりと聴くことがなかなかできなくなってきた。
またiTunesにデータとして取り込むと、PCで音楽を流しながら作業することも増えてきた。
部屋にモノが増え、単品コンポは場所を取るだけの存在に。

 

そこで、単品コンポは実家に預け、「AM–5II」は大切に使ってくれそうな知人に譲った。

 

最近ではiPhone7でも結構音が鳴るので、それで済ませていた。

 

それでも、もうちょっといい音で聴きたいので、Bluetoothのスピーカーが気になっていた。
(音楽はweb経由かデータでしか聞かない)

 

よくwebの記事で見ていたのはBOSEの「SoundLink mini II」「SoundLink Revolve」。
Appleの「Home pod」。
ひやかし半分で、「Amazon Echo」「Google home」ってとこ。

 

 

さて、ようやくここからが本題です(笑)

 

先日、嫁さんがスピーカーが欲しいと言い出した。
自分の部屋や職場で使いたいとのこと。
音源はiPhoneかCD。

 

もちろん、私も使ってみたい。

 

今更CDラジカセはあり得ないので、iPhoneで使え、持ち運びができるBluetoothのバッテリー内装、小型スピーカーとなる。
安いものはたくさんあるが、後悔はしたくない。

 

 

ぴったりのがありました。
BOSEの「SoundLink Micro speaker」。

 

アウトドア用なので、シリコンケースに包まれたような外観だし、自立しない(?)し、アダプターがついていないし、モノラルという製品。
値段は結構高めの1万3770円。

 

 

届きました。

 

 

箱の中身。

 

 

USBにつないで充電。

 

 

まずはアプリをiPhoneにダウンロードしてペアリング。
これ必要?

 

 

設定のBluetoothからBOSEのスピーカーを選ぶだけでも繋がりそうだけど、このアプリの意味あるのか?
2台あるとステレオモードにできるらしいので、その時に必要っぽい。

 

あと音声を「日本語」に設定すると、電源を入れた時に「バッテリー○%、接続済み」と喋ってくれます。

 

 

後ろには、柔らかいストラップ(ベルト)がついている。
これが結構優秀。
webを見ると自転車のハンドルにも付けれるみたい。

 

 

ユニットシェルフにつけて見た。

 

 

ストラップは取り外そうとすると簡単に外れるが、ポールなどにつけているときは、外れそうにない。

 

 

そしてこの大きさ!(いや小ささ!)

 

 

こんなに小さいのに音がすごい。

 

最初は小さめの音から鳴らすと、ズンとくる低音が!
おお〜っ、さすがBOSE。

 

ボリュームを上げていくと、高温、中音もしっかりと聞こえる。

 

昼間の部屋でも75〜80%位でかなり大きな音で、それ以上は出さなかった。
これ、外じゃないと100%出さないのでは。

 

iPhoneに入っている音楽を次々と聞いて見る。
iPhoneでは聞こえなかった音が聞こえたり、今までと全然違った印象になる曲もある。

 

新しいスピーカーで聴くときは、このような発見があって楽しい。

 

もちろん自分のリファレンス曲「二隻の舟」も。

 

 

 

iPadminiとペアリングしてプライムビデオで「シャイニング」のオープニング部分を見てみると、怖さ倍増。

 

 

これは2台揃えてステレオモードにして聞いてみたい。

 

フル充電で6時間鳴らせるとあるが、もう3日くらい聞いたり聞かなかったりを繰り返しているが、まだ大丈夫。
ボリュームが小さめだからかもしれないが、感覚的にはもっと持ちそうな気がする。

 

防水だし耐久性も良さそうだし、カバンにポンと入れて外に持ち出せる。
車に持ち込んでも良さそうだ。
色もブラックの他にブライトオレンジ、ミッドナイトブルーと計3色あるので、女性にもオススメ。

 

小さいくせに、パワフル。
さすがBOSE。
惚れ直しました。

 

 

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やまきゅう

やまきゅう

宮崎在住。 フリーで映像制作の仕事をしているが、50歳を過ぎてなお自分探しをしている人生方向音痴オヤジ。 人生の後半戦を突き進むオヤジが、何を愛し、考え、体験したのか、このブログに記録(log)していきます。 詳しくはコチラ

この記事を書いた人

やまきゅう

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