私の紅茶とコーヒーの概念を変えた一言
自分は25歳頃まで、あまり紅茶を飲む生活をしていなかった。
飲むのは、リプトンのパックの紅茶に砂糖を入れて飲んでいた。
特別うまくもなく、まずくもなく、
紅茶とはこんなものだと思っていた。
ある日会社の先輩がインドからお土産に紅茶の葉を買ってきた。
出されて飲むと烏龍茶のような味。
「これ紅茶ですか?」と聞くと
「紅茶だよ。」
「砂糖入れなくても飲めますね。」
「山田は、お茶に砂糖入れて飲むの?紅茶はお茶だから!」
「紅茶はお茶だから」
確かに。
お茶に砂糖は入れない。
お茶として飲み始めると、
全く別物のように感じるようになる。
それから しばらく紅茶を色々と飲んで好きになった。
たったの一言で(ちょっと大げさだが)世界の見え方が変わってしまったことがもう一つ。
自分はコーヒーを、多分人並みに飲む方だと思う。
スタバのラテとか好きなので、
ミルクが入っているエスプレッソが好きなのだろう。
だが普通のコーヒーは、
いい豆ですよ、ドリップしてこだわって入れてますよというコーヒーも
あまり美味しいと思ったことがない。
だいたい、コーヒーに酸味があるのがよくわからない。
ところが今日テレビを見ていてバリスタの言葉に衝撃を受けた。
「コーヒーはフルーツだから」
確かに。
そう考えれば、酸味があるのは当然だ。
50歳を過ぎてそんなことに気づくなんて。
コーヒーが美味しいと思えるようになるかどうかはわからないが、
これからは、酸味も楽しみながら飲んでみよう。
紅茶も、コーヒーも
当たり前っちゃあ当たり前の話なんだが、
自分にとっては目から鱗。
人もモノも事象も
「こんなもの」だと決めつけて信じ込んでいることって
結構あるんだろうなぁ。
The following two tabs change content below.
やまきゅう
宮崎在住。
フリーで映像制作の仕事をしているが、50歳を過ぎてなお自分探しをしている人生方向音痴オヤジ。
人生の後半戦を突き進むオヤジが、何を愛し、考え、体験したのか、このブログに記録(log)していきます。
詳しくはコチラ
最新記事 by やまきゅう (全て見る)
- まさかリンガーハットのチャーハンで感動するとは… - 2021年4月16日
- コロナ禍で感じたよかったこと - 2020年5月22日
- いい歳こいて…虫歯治療 - 2020年5月21日