宮崎 冬の風物詩〜大根やぐら(棚)と切干大根干し棚
冬になると、うちの近所で見られるようになるものがある。
「大根やぐら」と「切干大根干し棚」。
初めて冬に宮崎に来た時、畑に立ち並ぶやぐらを見たときはびっくりした。
「大根やぐら」もしくは「大根棚」と呼ばれるものは、宮崎市田野町を中心に冬の時期に建てられる。
そこに大根が天日干しされ、「たくあん」になる。
大根が干された棚の並ぶ様は圧巻。
隙間なく干された大根も、しばらくするとシワシワに細くなり、隙間ができてくる。
▲影に注目。上からどんどん細くなって来ている。
そして宮崎が日本一の生産量を誇る「切干大根」の干し棚。
▲残念ながら写真を撮りに行ったときはほとんど干されていなかった。
「切干大根」…宮崎では「千切り大根」とも言う。
「千切り大根」は、正確に言うと生の大根を切ったものを言うのかもしれないが、宮崎では「切干大根」を想像する人が多いと思う。
「切干大根」は宮崎県では国富町が有名だが、宮崎市清武町でも干し棚を結構見ることができる。
太陽光パネルのように同じ方向に向かって並ぶ棚。
干したばかりの千切り大根は雪のように白いが、しばらくすると茶色っぽくなってシワシワ、カリカリになる。
あまり「宮崎」に「大根」というイメージを持つ人も少ないと思うが、私にとっては「宮崎の冬の風物詩」である。
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やまきゅう
宮崎在住。
フリーで映像制作の仕事をしているが、50歳を過ぎてなお自分探しをしている人生方向音痴オヤジ。
人生の後半戦を突き進むオヤジが、何を愛し、考え、体験したのか、このブログに記録(log)していきます。
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