宮日世相まんが表彰式に参加しての気づき
宮崎の地元紙「宮崎日日新聞」では、毎月読者が投稿した世相まんがを「宮日世相まんが」として掲載している。
前年の11月から今年の10月までの掲載分から、年間賞として選ばれた方の表彰式が本日行われたので、出席してきました。
出席といっても、私が表彰されるわけではありません。
3日に1回、宮日で戯評(1コマまんが)を描かせていただいていいる関係で、選者の立場での参加です。
賞は、「最優秀賞」が1名、「優秀賞」が2名。「努力賞」が1名です。
もう皆さん、絵が上手で、アイディアも面白く、選者という立場で人前に出るのも恥ずかしいのですが、こういう場に出ると刺激になりますし、勉強にもなります。
表彰式後の雑談の中で、世相まんがを送ってきてくださる方の年齢の話になりました。
年配者が多く、若い人はほとんどいないのです。
絵を描く時間、世相まんがというジャンルの認識などあるのかもしれませんが、ひとつ「そうか!」と腑に落ちた理由がありました。
「世の中に対する不満や怒り」みたいなものがないと世相まんがって描けない。
若い人が、不満がないってことはないのですが、別の方法で発散したり、直接的な言葉でSNSなどにぶつけたりしているのかな、と。
年取ると、自分の中に少しは貯めておけたり、発酵させて、少しひねくれた感じで吐き出したり(皮肉を言ったり)できるようになりません?
それが、世相まんがになると、面白かったりするのかなぁ〜と妙に納得してしまいました。
素直じゃない、ひねくれ者と言われるのは、心苦しいのですが、物事を色々な角度で、見られるようになりたいです。
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やまきゅう
宮崎在住。
フリーで映像制作の仕事をしているが、50歳を過ぎてなお自分探しをしている人生方向音痴オヤジ。
人生の後半戦を突き進むオヤジが、何を愛し、考え、体験したのか、このブログに記録(log)していきます。
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